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凝結と雲のでき方

上昇する空気は、飽和するまで1 kmにつき9.8 °C冷えます。雲底が平らなのはこのためです。

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水蒸気を表す点は海や森林から上がり、高さ約1 kmの雲底に入ると消えます。実際の空では、水蒸気は凝結するまで見えません。目に見える水滴になった場所が雲です。

暑い日の冷たいグラス

湿気の多い日に、冷蔵庫から冷たい飲み物の缶を出すと、1分もしないうちに外側が濡れます。水は缶から漏れたのではありません。空気中から来たのです。冷たい金属に触れた空気が冷え、暖かい空気ほど水蒸気を含めなくなるため、余分な水蒸気が液体になります。これが凝結で、蒸発の逆です。雲もまさに同じ仕組みでできます。

NOAAは、気温と露点という2つの温度で説明しています。露点は空気が飽和する温度です。空気を露点より低く冷やすと、水蒸気が凝結し始めます。地面近くで気温と露点が等しくなると、霧が発生することがよくあります。

上昇する空気は自ら冷える

空気を露点まで冷やす最も一般的な方法は、持ち上げることです。高くなるほど気圧が下がるので、上昇する空気の塊は膨張します。膨張に必要なエネルギーを空気の塊自身から使うため、熱が外へ出ていなくても冷えます。気象学では断熱冷却といいます。乾いた空気では、1 km上がるごとに9.8 °C冷えます。これが乾燥断熱減率です。

例えば、地表の気温は30 °C、露点は18 °Cです。上昇すると、気温は1 kmにつき約9.8 °C、露点は約1.8 °C下がります。12 °Cの差は1 kmにつき8 °Cずつ縮まるため、持ち上げ凝結高度は出発点の約12 ÷ 8 = 1.5 km上です。そこで最初の水滴が現れます。同じ地域の空気は温度と水分量がほぼ同じなので、ほぼ同じ高さで飽和します。夏の午後に積雲が並ぶとき、平らにそろって見える雲底は、この共通の高さです。

どの雲粒も中心に微粒子をもつ

雲粒は通常、雲凝結核と呼ばれるエアロゾル粒子に水蒸気が凝結してできます。海塩、ちり、煙、火山灰がこうした粒子を供給します。雲粒として成長し始める条件は、一律の最小半径ではなく、粒子の大きさと組成、空気の過飽和の程度によって決まります。成長する水滴は核よりはるかに大きくなり、ほぼ純粋な水のままです。

凝結は、蒸発で吸収したエネルギーも返します。水蒸気が液体になると、周囲の空気に熱を放出します。その熱で雲の中の空気の浮力が増し、さらに上昇して凝結し、もっと熱を放出します。NOAAによると、この熱の放出がハリケーンの発達を助けます。雲が完成することはありません。端では水滴が蒸発し続け、内部では新しい水滴ができ続けるため、見ている間にも形が変わるのです。

湿った空気が持ち上げられて露点まで冷えると、水蒸気が核の表面で凝結します。乾いた空気は1 kmにつき9.8 °C冷えます。

  1. 冷たい缶の外側につく水は、どこから来ますか?
    • 空気中の水蒸気
    • 中の飲み物
    • 金属
  2. 露点とは何ですか?
    • 空気が飽和する温度
    • 1日の最高気温
    • 雲底の高さ
  3. 乾いた空気が1.5 km上昇します。乾燥断熱減率で何°C冷えますか?
  4. 地表の気温30 °C、露点18 °C。気温は1 kmにつき9.8 °C、露点は1.8 °C下がります。持ち上げ凝結高度を求めましょう(出発点からの高さをkmで、小数第2位まで)。
  5. 上昇する空気の塊が冷えるのはなぜですか?
    • 気圧が下がるにつれて膨張するから
    • 冷たい雲に触れるから
    • 高い場所ほど太陽が弱いから
  6. どの雲粒の中心にもあるものは何ですか?
    • 塩、ちり、煙などの微粒子
    • 氷晶
    • 何もない
  7. NOAAによると、凝結核の大きさは雲粒と比べて約どれだけですか?
    • 約1/100
    • ほぼ同じ
    • 約10倍
  8. 水蒸気が凝結すると、周囲の空気はどうなりますか?
    • 暖まる
    • 冷える
    • 変わらない
  9. 同じ地域の積雲の雲底が、平らにそろうのはなぜですか?
    • 空気がほぼ同じ高さで飽和するから
    • 風が平らに切りそろえるから
    • 地面が押し上げるから
  10. 霧がよくできるのは、どのようなときですか?
    • 地面近くで気温と露点が等しくなるとき
    • 風が非常に強いとき
    • 空気が非常に乾燥しているとき
ポイント
  • 凝結では、空気が露点より低く冷えると、水蒸気が液体になります。
  • 上昇する空気は膨張し、乾いていれば1 kmにつき9.8 °C冷えます。
  • 水滴は塩、ちり、煙などの核の表面でできます。
  • 凝結で放出される熱によって、雲がさらに高く発達することがあります。