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銀河の種類

天の川銀河やアンドロメダ銀河を含め、渦巻銀河のおよそ三分の二には中心を横切る棒状の星の集まりがあります。

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メニューで棒渦巻銀河、渦巻銀河、楕円銀河、レンズ状銀河、不規則銀河を切り替えてみましょう。青い点は若く高温の星、黄色い点は古い星を表します。「真横から」では、それぞれの形の平たさがわかります。

形で分類する

銀河の大きさは実にさまざまです。NASAによると、最大級の銀河は数兆個の恒星を含み、直径が百万光年を超えることもあります。一方、最小級の銀河の恒星は数千個で、幅は数百光年です。これらを整理するため、エドウィン・ハッブルは写真に写った姿で銀河を分類しました。その分類図はよく音叉の形で描かれます。柄に楕円銀河、二股に分かれる所にレンズ状銀河があり、その先の二本は棒状構造のない渦巻銀河と棒渦巻銀河です。ESAによると、現在では単純すぎる図とされていますが、基本的な考え方は今も使われています。

E0E3E7S0SaSbScSBaSBbSBc
ハッブルの音叉図の模式図です。楕円銀河はE0(丸い)からE7(細長い)、レンズ状銀河はS0で、その先に通常の渦巻銀河SaからScと棒渦巻銀河SBaからSBcが続きます。aからcへ進むにつれて腕が開き、バルジが小さくなります。

渦巻銀河

渦巻銀河には回転する平たい円盤があり、中心のバルジから巻いた腕が伸びています。腕ではガスが圧縮され、新しい星が生まれています。特に高温の若い星は青く、寿命が短いため、腕を明るく照らします。バルジには主に古い黄色っぽい星があります。NASAによると、棒渦巻銀河は渦巻銀河の約三分の二を占め、棒状構造は銀河が十分に成熟したしるしかもしれません。天の川銀河もアンドロメダ銀河も棒渦巻銀河です。モデルで「渦巻銀河」と「棒渦巻銀河」を選んで比べてみましょう。

楕円銀河・レンズ状銀河・不規則銀河

楕円銀河は、恒星が滑らかな球形や卵形に集まったもので、円盤も腕もありません。ガスやちりが少なく、星の大半は古いもので、新しい星はほとんど生まれません。NASAのハッブルのページでは、宇宙で最大かつ最もよく見られる銀河としています。巨大楕円銀河の直径は約300,000光年に達しますが、矮小楕円銀河は数千光年ほどです。天文学者は、多くの楕円銀河が渦巻銀河同士の衝突や合体でできたと考えています。整った円盤がかき乱され、丸い星の集まりになったのです。

S0と記すレンズ状銀河は、その中間にあたります。NASAの説明では、渦巻銀河のようなバルジと円盤をもちながら腕はなく、楕円銀河のように古い星が多く、星形成も少ない銀河です。不規則銀河には整った形がありません。NASAによると、その質量は太陽の約1億倍の矮小銀河から約100億倍の大きなものまであります。ガスが豊富で、若い星が多いこともしばしばです。銀河は活動のようすでも分類できます。NASAによると、既知の銀河の約10%は活動銀河で、中心は恒星すべてを合わせた明るさの100倍以上に輝きます。そのエネルギー源は中心のブラックホールへ落ち込む物質です。特に明るいものはクエーサーと呼ばれます。

年齢と形にはつながりがあります。NASAによると、大半の銀河の年齢は100億〜136億年で、中には約138億年前に誕生した宇宙とほぼ同じ年齢のものもあります。天文学者は、銀河は衝突や合体によって成長すると考えており、形の割合も宇宙の歴史とともに変わります。NASAのハッブルのページでは、不規則銀河が数十億年にわたって衝突・合体を繰り返し、構造を発達させ、現在の渦巻銀河や楕円銀河になると説明しています。遠くを見ることは過去を見ることです。実際、ハッブルの深宇宙画像には、初期の宇宙では近くよりも小さく不ぞろいな銀河がはるかに多く写っています。

種類形恒星とガス例
渦巻銀河・棒渦巻銀河平たい円盤、腕、バルジ腕に若い星、ガスとちり天の川銀河、アンドロメダ銀河
楕円銀河球形または卵形古い星が多く、ガスが少ない銀河団にある巨大楕円銀河
レンズ状銀河(S0)円盤とバルジがあり、腕はない古い星が多く、ガスが少ない
不規則銀河はっきりした形がないガスが豊富で、若い星が多いことが多い大マゼラン雲
渦巻銀河バルジの周りに若い星の腕をもつ平たい円盤
楕円銀河古い星の滑らかな球状の集まりで、ガスが少ない
レンズ状銀河(S0)円盤とバルジはあるが、腕はない
不規則銀河整った形がなく、ガスが豊富なことが多い
渦巻銀河のうち棒状構造がある割合(NASA)約三分の二
  1. 古く赤っぽい星が滑らかな丸い集まりを作り、ガスの少ない銀河があります。どの種類ですか?
    • 楕円銀河
    • 渦巻銀河
    • 不規則銀河
    • 棒渦巻銀河
  2. 渦巻銀河の腕が青く見えるのはなぜですか?
    • 高温で寿命の短い若い星が、そこで生まれるからです
    • 腕が水でできているからです
    • ちりが青い光だけを反射するからです
    • 腕がバルジより古いからです
  3. レンズ状銀河にないものは何ですか?
    • 渦巻状の腕
    • 円盤
    • バルジ
    • 恒星
  4. 天文学者は、多くの楕円銀河がどのようにできたと考えていますか?
    • 渦巻銀河同士の衝突や合体でできた
    • 一つの恒星の爆発でできた
    • 不規則銀河が単独で縮んでできた
    • 昔から変わらず存在していた
  5. 300個の渦巻銀河の三分の二に棒状構造があるとすると、約何個ですか?
  6. 巨大楕円銀河の幅は約300,000光年です。100,000光年の天の川銀河の何倍ですか?
  7. ハッブルの分類では、渦巻銀河の二本の枝は何によって分かれますか?
    • 中心に棒状構造があるかどうか
    • 銀河が近いか遠いか
    • バルジの色だけ
    • ブラックホールの数
  8. NASAによると、既知の銀河の約10%は活動銀河です。5,000個のうち約何個ですか?
  9. 活動銀河の明るい中心のエネルギー源は何ですか?
    • 超大質量ブラックホールへ落ち込む物質
    • 一つの巨大な恒星
    • 近くの銀河から反射された光
    • 原子力発電所
ポイント
  • 主な種類は、渦巻銀河(棒状構造の有無で分かれる)、楕円銀河、レンズ状銀河、不規則銀河です。
  • 渦巻銀河には円盤、若い青い星の腕、古い星のバルジがあります。
  • 楕円銀河は古い星が多く、ガスが少なく、合体でできたものが多いと考えられます。
  • 天の川銀河やアンドロメダ銀河を含め、渦巻銀河の約三分の二は棒渦巻銀河です。
  • 銀河の約10%は活動銀河で、特に明るいものがクエーサーです。
このコースの出典 (17)
  • NASA Galaxies (science.nasa.gov/universe/galaxies)
  • NASA Galaxy types (science.nasa.gov/universe/galaxies/types)
  • NASA Hubble's Galaxies (science.nasa.gov/mission/hubble/science/universe-uncovered/hubble-galaxies)
  • ESA/Hubble tuning fork (esahubble.org/images/heic9902o)
  • NASA Sun facts (science.nasa.gov/sun/facts)
  • NASA Stars (science.nasa.gov/universe/stars)
  • NASA/JPL Milky Way spiral arms (science.nasa.gov/resource/the-milky-way-galaxy)
  • JPL Large Magellanic Cloud (jpl.nasa.gov/images/pia07137-whats-old-is-new-in-the-large-magellanic-cloud)
  • NASA APOD Magellanic Clouds and Leavitt, NASA Hubble V1 asset (science.nasa.gov/asset/hubble/cepheid-variable-star-v1-in-andromeda-galaxy)
  • NASA Edwin Hubble (science.nasa.gov/people/edwin-hubble)
  • NASA Hubble 100 years (science.nasa.gov/missions/hubble/nasa-celebrates-edwin-hubbles-discovery-of-a-new-universe)
  • NASA and ESA Andromeda collision 2025 (science.nasa.gov/missions/hubble/apocalypse-when-hubble-casts-doubt-on-certainty-of-galactic-collision, esahubble.org/news/heic2508)
  • JPL Event Horizon Telescope Sagittarius A* (jpl.nasa.gov/edu/resources/teachable-moment/telescopes-get-extraordinary-view-of-milky-ways-black-hole)
  • NASA Hubble Deep Fields (science.nasa.gov/mission/hubble/science/universe-uncovered/hubble-deep-fields)
  • NASA 2016 galaxy census (science.nasa.gov/missions/hubble/hubble-reveals-observable-universe-contains-10-times-more-galaxies-than-previously-thought)
  • NASA New Horizons cosmic background with correction (science.nasa.gov/missions/hubble/new-horizons-spacecraft-answers-question-how-dark-is-space)
  • CERN Courier Hubble tension (cerncourier.com/a/the-hubble-tension).

確認日: 2026-10-17