edubun
日本語

ばらつきを測る

OpenStaxの昼間クラスの四分位範囲は26.5点ですが、夜間クラスは11点だけです。

教師が二つの少人数クラスで同じテストを採点しました。架空の得点で、A組は70、75、80、85、90、B組は60、60、80、100、100です。どちらも平均80で、平均値だけなら同じと報告されますが、実際は違います。A組は全員80から10点以内です。B組は五人中四人が20点離れ、上下に二人ずついます。散らばりを表す別の数が必要です。この授業では範囲、四分位範囲、標準偏差の三つを学びます。後に示すOpenStaxの昼間・夜間クラスでも、実データで同じことが分かります。

範囲は二つの値、四分位数は中央の半分を見る

範囲は最大値から最小値を引いたものです。架空の二クラスでは90 − 70 = 20と100 − 60 = 40です。簡単ですが、典型的でないことも多い端の二値だけに依存します。四分位数なら改善できます。並べ替えて中央値Q2を求めます。第1四分位数Q1は下半分の中央値、第3四分位数Q3は上半分の中央値です。nが奇数のとき、OpenStaxでは全体の中央値を両方の半分から除きます。約四分の一のデータがQ1以下、約四分の三がQ3以下です。四分位範囲IQR = Q3 − Q1は中央半分の幅です。

OpenStaxは実際の統計の二クラスを比較しています。昼間クラスの五数要約は最小値32、Q1が56、中央値74.5、Q3が82.5、最大値99で、IQRは82.5 − 56 = 26.5です。夜間クラスは25.5、78、81、89、98で、IQRは89 − 78 = 11です。範囲は67と72.5でどちらも大きいですが、IQRからは夜間クラスの中央半分がずっと密集していると分かります。箱ひげ図はこの五数を描き、箱はQ1からQ3、箱内の線は中央値、ひげは最小値と最大値まで伸びます。

偏差を平均する前に二乗する理由

標準偏差はすべての値を使います。まず平均値からの偏差を求めます。合計は必ず0になるため、そのまま足しても役立ちません。先に二乗して正にし、その平均を取って平方根で元の単位に戻します。標本ではOpenStaxは平方和をnでなくn − 1で割り、標本標準偏差sを求めます。得点6、8、9、7、10(平均8)の偏差は−2、0、1、−1、2で、平方和は10、標本分散は10 ÷ 4 = 2.5、s = √2.5で約1.58点です。nで割る母集団の値ならσ = √2で約1.41です。架空のA組ではsは約7.91点、B組ではちょうど20です。

sの大まかな読み方は、釣り鐘型のデータなら約三分の二が平均から標準偏差一つ以内、約95%が二つ以内です。全値に同じ数を足しても一緒に動くのでIQRもsも変わりません。全値を2倍すれば両方2倍です。sも平均値と同じく頑健ではなく、極端な値一つで大きくなりますが、IQRはほとんど影響されません。

読み込み中

ドラッグで回転、スクロールまたはピンチで拡大・縮小。

OpenStaxの夜間クラス22人の得点で「ばらつき」を有効にしています。緑の箱はQ1 = 78からQ3 = 89、色付きの帯は平均値 ± 標準偏差1個分です。25.5を70まで動かして、sとIQRの変化を比べましょう。
範囲最大値 − 最小値
Q1とQ3下半分と上半分の中央値
四分位範囲(IQR)Q3 − Q1。中央半分の幅
五数要約最小値、Q1、中央値、Q3、最大値
標本標準偏差s√(Σ(x − x̄)² ÷ (n − 1))
  1. 2、4、4、4、5、5、7、9の範囲はいくつですか。
  2. 2、4、4、4、5、5、7、9のQ1はいくつですか。
  3. 2、4、4、4、5、5、7、9のQ3はいくつですか。
  4. OpenStaxの昼間クラス(Q1 = 56、Q3 = 82.5)のIQRはいくつですか。
  5. 夜間クラス(Q1 = 78、Q3 = 89)のIQRはいくつですか。
  6. 得点6、8、9、7、10の標本分散(平方和 ÷ (n − 1))はいくつですか。
  7. この得点の標本標準偏差sを小数第2位まで求めてください。
  8. 得点をすべて2倍して12、16、18、14、20にします。sを小数第2位まで求めてください。
  9. 全員の得点に5点加えると標準偏差はどうなりますか。
    • 5増える
    • 変わらない
    • 2倍になる
    • 5減る
  10. 極端な値一つの影響を最も受けにくい、ばらつきの指標はどれですか。
    • 範囲
    • 標準偏差
    • 四分位範囲(IQR)
    • どれも同じ
よくある間違い
  • 1、5、5、5、9と1、1、5、9、9はどちらも範囲8なので、ばらつきも同じとする。 範囲は両端しか見ません。前者は三つが平均値5にありますが、後者は四つが両端にあります。IQRは4と8、sは約2.83とちょうど4です。
  • 2、4、6の偏差−2、0、2を足して、「ばらつきは0」とする。 平均値からの偏差の合計はどのデータでも0です。そのため先に二乗します。4、0、4の合計は8です。
  • 分散で止め、2、4、6の標準偏差を8 ÷ 2 = 4と報告する。 4は標本分散で、単位は元の単位の二乗です。平方根を取るとs = 2となり、元と同じ単位になります。
先生からひとことつまずく点が二つあります。一つはnとn − 1です。同じ五つの得点でも1.58と1.41になるので、計算前に本がどちらを使うか明示しましょう。もう一つは単位です。得点の分散の単位は点の二乗で、直感的に分かりません。それが平方根を取る理由です。箱ひげ図は一集団ずつより、昼間・夜間クラスのように二集団を比べて教えると分かりやすくなります。
ポイント
  • 範囲 = 最大値 − 最小値。簡単ですが、極端な値に弱い指標です。
  • Q1、Q3は各半分の中央値です。IQR = Q3 − Q1は頑健です。
  • 標本標準偏差sでは、偏差の平方和をn − 1で割ります。
  • 平行移動ではばらつきは変わらず、倍率を掛けるとばらつきも同じ倍率で変わります。
このコースの出典 (7)
  • Curriculum: 교육부 고시 제2022-33호 [별책 8] 수학과 교육과정 (ncic.re.kr/inv/org/download.do?year=2022&seq=10003559&orgType=ogi4, PDF read 2026-10-19: 초등학교 5~6학년군 [6수04-01] 평균의 의미, 고려 사항 「평균을 구하는 방법뿐만 아니라 그 의미를 직관적으로 파악하게 한다」; 중학교 1~3학년군 [9수04-01] 중앙값·최빈값과 대푯값 고르기, [9수04-07] 분산과 표준편차, [9수04-08] 상자그림으로 분포 비교, 용어 변량·대푯값·중앙값·최빈값·도수분포표·산포도·편차·분산·표준편차·사분위수·상자그림; 고등학교 확률과 통계 용어 표본평균·모평균·표본분산·표본표준편차와 기호 X̄, S², S, N(m, σ²); 실용 통계 [12실통02-04] 대푯값과 산포도 고르기)
  • Middle-school variance as the mean of the squared deviations: EBS Math 중3 「분산과 표준편차」 (www.ebsmath.co.kr/resource/rscView?cate=123500&cate2=123510&cate3=123511&rscTpDscd=RTP10&grdCd=MGRD03&sno=24525&type=S, read 2026-10-19)
  • Textbook: OpenStax, Introductory Statistics 2e by Barbara Illowsky and Susan Dean, 2.3 measures of location, quartiles as medians of the lower and upper halves, IQR, 1.5 × IQR outlier rule, 13 real estate prices, 11 salaries, day and evening class test scores (openstax.org/books/introductory-statistics-2e/pages/2-3-measures-of-the-location-of-the-data)
  • 2.5 measures of the center (.../pages/2-5-measures-of-the-center-of-the-data)
  • 2.6 skewness and the mean, median and mode, the three ten- and sixteen-value data sets (.../pages/2-6-skewness-and-the-mean-median-and-mode)
  • 2.7 measures of the spread, sample standard deviation with n − 1 (.../pages/2-7-measures-of-the-spread-of-the-data)
  • Trimmed mean only: Federal Reserve Bank of Dallas, Trimmed Mean PCE inflation rate (dallasfed.org/research/pce and /research/pce/descr)

確認日: 2026-10-17