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両辺に変数がある方程式

5x − 3 = 2x + 9 では、両辺から 2x を引くと 3x − 3 = 9 が残ります。これはもう解き方を知っている方程式です。

変数の項を片方の辺に集める

5x − 3 = 2x + 9 のように、等号の両側に変数が出てくることがあります。これまでの操作では x を直接取り出せません。何をしても、両辺に x が残るからです。そこで、変数を含む項にも同じ等式の性質を使います。両辺から 2x を引きましょう。左辺は 5x − 2x = 3x、右辺は 2x − 2x = 0 です。方程式は 3x − 3 = 9 という二段階の方程式になります。3 を足して 3x = 12、3 でわって x = 4 です。

両辺に x があるので、もとの方程式で確かめます。左辺:5 × 4 − 3 = 17。右辺:2 × 4 + 9 = 17。一致しました。共通の値 17 は解ではないことに注意しましょう。解は、その値を生む x です。グラフでは、左辺 y = 5x − 3 と右辺 y = 2x + 9 は傾きの違う二本の直線で、点 (4, 17) で交わります。その点の x が答えで、y は両辺が共有する値です。

変数はどちらの辺に集める?

変数はどちらの辺に集めてもよく、答えは同じです。実用的なこつは、小さいほうの変数の項を移すことです。そうすると残る係数が正になります。3y + 8 = 7y − 4 では、両辺から 3y を引いて 8 = 4y − 4 とします。4 を足して 12 = 4y、4 でわって y = 3 です。代わりに 7y を引くと、−4y + 8 = −4、−4y = −12 となり、やはり y = 3 です。どちらの道も正しいのですが、一つ目のほうが気をつける負の符号が少なくて済みます。

定数が両辺にあることもあります。いつでも使える順番はこうです。まず変数の項を片方の辺に集め、次に定数をもう片方の辺に集め、最後に係数でわります。身近な例を見てみましょう。ある携帯電話のプランは月20ドルに1ギガバイトごとに2ドル、別のプランは月32ドルに1ギガバイトごとに1ドルかかります(どちらも架空の料金です)。二つの料金が等しくなるのは 2g + 20 = g + 32 のときで、それは g = 12 ギガバイトです。12 より少なければ一つ目のプランが安く、12 より多ければ二つ目のプランが安くなります。

グラフラボでは、もっと小さな例 3x − 2 = x + 4 を描きます。それぞれの辺が直線で、二本の直線は x = 3 の上で交わります。そこでは両辺がどちらも 7 です。a と c を等しくすると、二本の直線は平行になります。交わらないので、方程式には解がありません。この場合と、直線がぴったり重なる場合は、次の単元で扱います。

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3x − 2 = x + 4:青とオレンジの直線は (3, 7) で交わります。c を 3 にすると平行になります。
  1. 5x − 3 = 2x + 9 を解きましょう。x = ?
  2. 3y + 8 = 7y − 4 を解きましょう。y = ?
  3. 3x − 2 = x + 4 を解きましょう。x = ?
  4. g ギガバイトのとき、プランAは 2g + 20 ドル、プランBは g + 32 ドルです。g がいくつのとき料金が等しくなりますか?
  5. 6n + 1 = 2n + 13 を解きましょう。n = ?
  6. 4k − 5 = −k + 10 を解きましょう。k = ?
  7. 9m + 2 = 4m − 18 を解きましょう。m = ?
  8. −2x + 7 = 3x − 8 を解きましょう。x = ?
  9. 8z + 3 = 5z + 5 を解きましょう。z = ?
  10. 5x − 3 = 2x + 9 で、解のとき両辺が共有する値はいくつですか?
    • 17
    • 4
    • 12
    • 9
ポイント
  • 等式の性質は変数の項にも使えます。
  • 変数の項を片方の辺に、定数をもう片方に集めてから、わります。
  • 小さいほうの変数の項を移すと、係数が正のままです。
  • グラフにすると、両辺は解のところで交わる二本の直線です。
このコースの出典 (5)
  • OpenStax, Elementary Algebra 2e , chapter 2: 2.1 Solve Equations Using the Subtraction and Addition Properties of Equality (openstax.org/books/elementary-algebra-2e/pages/2-1-solve-equations-using-the-subtraction-and-addition-properties-of-equality)
  • 2.2 Division and Multiplication Properties, 2.3 Variables and Constants on Both Sides, 2.4 Use a General Strategy to Solve Linear Equations (conditional equation, identity, contradiction: .../pages/2-4-use-a-general-strategy-to-solve-linear-equations)
  • 2.5 Fractions or Decimals, 2.6 Solve a Formula for a Specific Variable
  • 4.5 Fahrenheit and Celsius F = 9/5 C + 32 (.../pages/4-5-use-the-slope-intercept-form-of-an-equation-of-a-line)
  • MacTutor, University of St Andrews: "Earliest Uses of Symbols of Relation" (Recorde, The Whetstone of Witte, 1557: mathshistory.st-andrews.ac.uk/Miller/mathsym/relation) and the al-Khwarizmi biography (Hisab al-jabr w'al-muqabala, al-jabr = completion: mathshistory.st-andrews.ac.uk/Biographies/Al-Khwarizmi)

確認日: 2026-10-17