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帯分数と仮分数

小麦粉2 3/4カップは四分の一カップの11杯分です。だから2 3/4と11/4は同じ量です。

同じ量の二つの書き方

帯分数は、整数と真分数を並べて書いたものです。2 3/4は2 + 3/4という意味で、まるごと二カップと、もう一カップの四分の三です。整数の部分を見ればすぐに大きさがわかるので、ふだん量を話すときは帯分数がよく使われます。同じ量を一つの分数で書いた11/4は仮分数です。読みにくいのですが、計算はずっとしやすくなります。

0から3までの四分の一の目盛り。四分の一の区間を十一進むと、1と2を通りこし、3に向かって四分の三進んだところで止まります:11/4 = 2 3/4。

帯分数を仮分数に

一つの全体には、分母の数だけ部分が入っています。2 3/4では、全体一つが四分の一の4つ分なので、全体二つ分は2 × 4 = 8つ分です。もともとある四分の一の3つ分をたすと11、つまり11/4です。きまりは「整数 × 分母 + 分子」を分子にして、分母はそのまま。3 2/5 = (3 × 5 + 2)/5 = 17/5。5 1/6 = (5 × 6 + 1)/6 = 31/6。

帯分数を仮分数に直すには、整数に分母をかけて分子をたし、それを分子にして、分母はそのままにします。

仮分数を帯分数に

逆向きは、あまりのあるわり算です。17/3なら、17の中に3のまとまりがいくつ入るかを考えます。17 ÷ 3 = 5あまり2なので、全体が5つと三分の一が2つ残ります:17/3 = 5 2/3。47/8なら47 ÷ 8 = 5あまり7なので、47/8 = 5 7/8。あまりが0なら、分数は整数です:24/6 = 4。

約分は、書きかえの前でも後でも、やりやすいほうでかまいません。14/4は3 2/4と書いてから3 1/2にしてもよいし、先に7/2に約分してから直してもかまいません:7 ÷ 2 = 3あまり1なので、やはり3 1/2です。

帯分数のたし算

整数の部分と分数の部分を別々にたせます。1 1/2 + 2 3/4なら、整数は1 + 2 = 3、分数は1/2 + 3/4 = 2/4 + 3/4 = 5/4。分数の部分が1より大きいのでくり上げます:5/4 = 1 1/4で、合計は3 + 1 1/4 = 4 1/4です。もう一つの方法は、すべてを仮分数に直すことです:3/2 + 11/4 = 6/4 + 11/4 = 17/4 = 4 1/4。どちらでも同じ答えになります。

帯分数のひき算とくり下がり

整数のひき算と同じように、くり下げが必要なことがあります。5 1/4 − 2 3/4では、1/4から3/4はひけません。5から全体を一つくり下げて、四分の一の4つ分にします:5 1/4は4 5/4になります。これでひけます:4 5/4 − 2 3/4 = 2 2/4 = 2 1/2。仮分数に直せば、くり下げはまったくいりません:21/4 − 11/4 = 10/4 = 5/2 = 2 1/2。

整数からひくときも同じです。3 − 1 2/3なら、3から1をくり下げて2 3/3にし、2 3/3 − 1 2/3 = 1 1/3。仮分数では9/3 − 5/3 = 4/3です。

帯分数の大小と時間の読み方

二つの帯分数を比べるときは、まず整数の部分を見ます。4 1/8は3 9/10より大きくなります。4は3より大きく、分数の部分が全体一つ分になることはないからです。整数の部分が同じときだけ、単元5のように分数の部分を比べます。3 2/5と3 3/8では整数が同じで、2/5 = 16/40、3/8 = 15/40なので、3 2/5のほうが大きくなります。

帯分数によく出会うのが時間です。一時間は60分なので、3/4時間は60 ÷ 4 × 3 = 45分、1 3/4時間は1時間45分です。逆向きなら、2 1/3時間は2 × 60 + 20 = 140分です。

どちらの形を使うか

計算するときは仮分数を使いましょう。特に次の二つの単元のかけ算とわり算では、帯分数は必ず先に仮分数に直さなければなりません。人に量を伝えるときは帯分数を使います。2 1/2時間のほうが5/2時間より読みやすいからです。どちらの形も正確で、どちらがより正しいということはありません。

  1. 2 3/4を仮分数で書きましょう。
  2. 3 2/5を仮分数で書きましょう。
  3. 5 1/6を仮分数で書きましょう。
  4. 17/3 = 5 ?/3。?に入る分子はいくつですか?
  5. 47/8を帯分数にしたとき、整数の部分はいくつですか?
  6. 9/4に等しい帯分数はどれですか?
    • 2 1/4
    • 1 4/9
    • 4 1/9
  7. 1 1/2 + 2 3/4 = ? 仮分数の既約分数で答えましょう。
  8. 5 1/4 − 2 3/4 = ? 仮分数の既約分数で答えましょう。
  9. 3 − 1 2/3 = ? 仮分数で答えましょう。
  10. 小さい順に並べましょう。
  11. 2 3/4時間の中に、四分の一時間はいくつありますか?
  12. 14/4を帯分数で書きましょう。その分数部分を既約分数にすると何ですか?
ポイント
  • 帯分数から仮分数へ:整数 × 分母 + 分子を分子にし、分母はそのまま。
  • 仮分数から帯分数へ:わり算をして、あまりが新しい分子。
  • 全体1を「分母/分母」としてくり下げるか、仮分数に直す。
このコースの出典 (4)
  • British Museum, Rhind Mathematical Papyrus EA10057 (britishmuseum.org/collection/object/Y_EA10057, checked 2026-10-17)
  • D. E. Joyce, Clark University, "The Egyptian 2/n table" (aleph0.clarku.edu/~djoyce/ma105/2byn.html, checked 2026-10-17)
  • MacTutor, University of St Andrews, "Earliest Uses of Symbols for Fractions" (mathshistory.st-andrews.ac.uk/Miller/mathsym/fractions, checked 2026-10-17)
  • Merriam-Webster, "fraction" word history (merriam-webster.com/dictionary/fraction, checked 2026-10-17)

確認日: 2026-10-17